新居のインテリアを考えるのは、楽しみでもあり、ちょっとした悩みの種でもありますよね。雑貨や小物をおしゃれに飾って「こんな部屋にしたい」というイメージはあっても、実際にディスプレイしてみると「イメージ通りにいかない」、「モデルハウスのようにはならない」など、結局何もできないまま諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか?
しかしお部屋は少しのアレンジを加えるだけで、劇的に大変身してしまうんです!
そこで今回は初心者の方でも簡単にディスプレイ上手になれる方法をご紹介いたします。
テーマを決める
ディスプレイ上手になる秘訣は、ただ漠然と好きなものを並べるのではなく自分の飾りたいイメージを固めることが大切です。
「ナチュラルテイスト」や「カフェ風」、「海」などテーマをきちんと決めなくてもディスプレイに飾る「素材」、「色」、「形」等を、最初に決めるだけで飾りやすくなります。あれもこれもと、むやみに飾るのではなく、まずは一つ飾りたいものを決めたら、それに合わないイメージのものは潔く外しましょう。
色の基本は3色まで
インテリアコーディネートの基本でもありますが、ディスプレイを飾る際も色を3色までに絞って考えましょう。
色を3色に抑えることで、ディスプレイにまとまった印象を与えることができます。
部屋はすでに、壁、床の「ベースカラー」と家具やカーテンなどの「メインカラー」が使われていますので、飾る小物の色をどちらかのトーンに合わせて、そこに「アクセントカラー」を1色加えれば、お互いをぐっと引き立てることができます。
上の写真を例にすると、アクセントカラーは黄色。ベースカラーは壁の色になり、メインカラーは机の色になります。この3色をベースにディスプレイすることで、まとまりのある空間を演出することができます。
三角形に並べることがディスプレイ成功の秘訣
ディスプレイをつくる上で「三角形」の構成をつくることは基本中の基本。
最も失敗が少なく、簡単にディスプレイを引き立たせることができます。
三角形の構成は一番目立たせたいものを、基本的に一番高くなるようにして、高低差をつけていきます。このとき三角形の形は、「正三角形」でも、「不等辺三角形」でも大丈夫です。ただし、極端に頂点を高くしたりしないように注意して下さい。
並べる際に余白も意識するとメリハリがでてバランスが良くなります。
シンメトリー(左右対称)に並べる
シンメトリーとは左右対称に同じモノを2個並べるという技法。
左右対称に同じモノを2つ並べることでフォーマルな印象を与え、平面的で端正な美しさを強調することができます。シンメトリーを取り入れる際は奥行きはあまりないが、幅がある場所にオススメです。
写真のように、観葉植物を置く際も、左右一対で並べることで、その間に空間が生まれ、部屋のバランスが良くみえます。このとき、間の空間に同じモノを3つ並べていますが、3つ同じものを並べることである効果が生まれます。
魔法の数字3の法則
ディスプレイづくりで大切な魔法の数字「3」。
アイテムをディスプレイする際や家具を配置するときにこの「3」を意識するだけで、ディスプレイのセンスが格段にアップするのです。
ソファーにクッションを並べるときも3つ置いてみましょう。
クッションの置き方は、前後に重ねたり、横一列にきれいに並べてもOKです。
クッションカバーを購入する際も同じモノではなく、素材違いや、デザイン違い、色違いのモノを揃えておくといいでしょう。
このとき左上にあえて余白をつくるだけで、抜け感を出すことができます。
ダイニングテーブルの上に白いフラワーベースを3つ並べていますが、3つ並べるだけでダイニングもバランスよく決まります。
是非一度ディスプレイづくりの参考にしてみて下さい。
クラシスホームでは、お客様ひとりひとりの想いやライフスタイルを丁寧にお伺いし、アドバイザー・プランナー・インテリアコーディネーター・ホームエンジニアが一丸となって、皆さまの家づくりをサポートいたします。
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