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「自分らしい住まい」はどこから生まれるのか?3人のプランナーが語る提案の原点

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「自分らしい住まい」はどこから生まれるのか?3人のプランナーが語る提案の原点

クラシスホームの住まいには、決まったデザインのスタイルがありません。お客様の暮らしやお好みに合わせたさまざまなご提案が可能ですが、自由だからこそお客様に合った「自分らしい住まい」を形にしていく難しさがあります。

「自分らしい住まい」とは、どうやって見つけるものなのか。お客様の話をどう聞き、どう形にしていくのか。家具や照明への眼差しが、提案にどうつながっているのか――。

今回は、ベテランプランナーとして活躍する竹村さん、山崎さん、佐治さんの3人に、提案の裏側にあるそれぞれの考え方や価値観について伺いました。

聞くことから始まる、お客様との向き合い方

――お客様と接するときに大切にしていることは何でしょうか。

竹村:一言で言えば「聞く」ことですね。例えば、趣味の話ややりたいこと、将来的にどういう暮らしがしたいかなど、何気ない会話から派生して、必要な収納や設備が見えてくることもあります。

佐治:聞くことが大前提というのは、私も同じです。お話を伺っていると、お客様自身も気づかなかった要望がふと言葉にこぼれる瞬間があります。最初は意識していなかったはずのことが、会話の中で少しずつ形になっていく。それを重ねるほど、お客様らしい暮らしの輪郭が見えてくる気がしています。

竹村:確かに、「おまかせします」というお客様でも、くだけた雰囲気で話していくと明確な好みが思いがけず出てくるという経験が何度もあります。要望を伝えるのが得意でない方やシャイな方も、話していくうちに「実はこういうのが好き」と分かってくることがほとんどです。お客様らしい家をつくるためには、その方ならではの話を聞き出す必要があります。

山崎:私が意識的に確認しているのは、現在の暮らし方です。今どういう風に暮らしていて、その流れで、これからどういう風に暮らしていきたいか、を丁寧に聞くようにしています。例えば「ランドリールームが欲しい」というご要望も、暮らし方を伺っていくと、脱衣室と一体にした方が使いやすいと分かることがあります。敷地条件との兼ね合いも考えながら、どうすればお客様の理想に近づけるか、ということはよく意識していますね。
お客様にお会いしてお話しをしているうちに、その方の雰囲気やオーラを知ることもできます。ファッションみたいな感じで「この方にはこういう暮らしが合うんじゃないかな」って見えてくると、こちらからご提案することもありますね。

それぞれの視点から考える、「いい家」とは?

――皆さんが考える「いい家」とは、どんな家でしょうか。

佐治:建てたタイミングでは、まだ「いい家」とは言い切れない気がしていて。お客様が実際に住み始めて、「建ててよかった」と思っていただけたなら、それはもう「いい家」なんじゃないかなと思います。私個人の好みだと、背伸びしなくてもいい、身の丈に落ち着くような空間が好きですね。

竹村:確かに。私もお客様が満足していただけることが「いい家」の条件だと思ってます。その上で、「もし自分が住むなら」という視点も大切です。私なら、シンプルで家具がメインになるような家だと居心地いいですね。空間に主張がありすぎると、置く家具や住まう方の暮らしぶりが埋もれてしまう気がして、引き算の効いたすっきりとした空間が好きです。

山崎:私はどちらかというと、見た目よりも暮らしを重視しています。実際に「いい家」かどうかは、住んでみないと分からないものだと思っていて。私自身、住んでから家具が好きになって、「ここに置けたらよかったな」と思うこともありました。だからこそ、最初からすべてを決め込むのではなく、暮らしながら自分たちに合わせて変えていける余白がある家はいいなと思います。

竹村:3人とも好みは違うけれど、根っこにある「暮らしを大事にする」ところは一緒だね。

感性を広げる出会いが、提案の幅をつくる

――ご自身の価値観や感性に影響を与えたヒト・モノ・コトなどはありますか。

竹村:誰か一人というより、常に周りにいる人から影響を受けています。仕事でも普段の生活でも、人と話していると「そういう考え方があるんだ」と気づかされることが多いんですよね。自分だけで考えていると、どうしても考え方が偏ってしまうので、いろいろな人と会話をすることは大事にしています。
特に家づくりでは、お客様も一人ひとり考え方や暮らし方が違います。だからこそ、自分の価値観だけで「こうした方がいい」と決めつけないようにしています。周りの人との会話から新しい視点をもらって、それをまた次の提案に生かしていく。そういう積み重ねが、今の自分の感性や提案にもつながっていると思います。

佐治:海外旅行は、自分の価値観にかなり影響していると思います。学生の頃に初めてベトナムへ行きました。普段とはまったく違う環境に身を置くと、自分が当たり前だと思っていたことや、普段考えていることが、すごく小さなことに感じられるんですよね。 旅行先でいろいろな暮らしや文化に触れることで、「こういう考え方もあるんだ」と思うことが増えました。家づくりに直接影響しているかと言われると、そこまでではないと思いますが、自分の視野を広げてくれたという意味では、大きな経験だったと思います。

山崎:建築家の芦沢啓治さんが手がける「KARIMOKU CASE(カリモクケース)」には影響を受けました。建物だけではなく、家具や照明まで含めて、空間全体を一体で考えるという思想に触れて、「こういう考え方があるんだ」と気づかされたんです。
椅子ひとつ、照明ひとつをとっても、デザインした人がどういうことを考えてつくったのかを知ると、見え方も変わります。そうした背景まで含めてお客様にお話しすると、興味を持って聞いてくださる方も多くて、会話のきっかけや信頼にもつながっていると感じます。
住宅も、建物だけで完成するものではないと思っています。家具や照明が入って、人がそこで暮らして、初めて住宅になるというか。

佐治:そうですね。僕らが携わる家づくりだけで完成しちゃダメだとは思っています。その後、お客様が家具を置いて住み始めて、そこでようやく暮らしが始まるというか。

山崎:そうそう。人が住んでこそなんですよね。だからこそ、どんな家具を置いて、そこでどう過ごすのかまで想像しながら空間を考えることを、より意識するようになりました。

クラシスホームらしい家づくりを考える

――クラシスホームで働く中で家づくりへの考え方は変わりましたか?

竹村:かなり影響を受けましたね。多くの設計事務所には、その会社独自のスタイルがありますが、クラシスホームにはそれがまったくありません。だからこそ、私たちはあらゆるお客様のご要望に柔軟に対応できる必要があります。何事も興味を持って取り組むこと、そして不得意をつくらないようにすること。この考え方はクラシスホームで働く中で培われたと思っています。

佐治:それは同感です。クラシスホームは私にとって3社目の会社。これまで勤めていた工務店は、それぞれ得意なテイストがはっきり決まっていましたが、ここに来てからは、お客様の数だけ違う要望と向き合える面白さを感じています。自分の幅を広げられる環境であることが、何よりの魅力だと思っています。

山崎:前に勤めた会社は、得意ではあっても自分の好みとは少し違う仕事もありました。クラシスホームに来てからは、好き嫌いに関わらず、すべてのご要望にきちんと向き合うようになりました。お客様によっては、窓の取り方や外観のバランスまで踏み込んでお話しするようにしています。

佐治:さまざまなご要望に向き合う姿勢は、クラシスホームならではという感じですね。

プランナー3人のアプローチはそれぞれ違いますが、「お客様の暮らしに、誰よりも真剣に向き合う」という思いは同じ。お客様が自分の要望をうまく言葉にできなくても、何から相談すればいいか分からなくても、話しながら少しずつ形にしていく。それが、クラシスホームの家づくりです。

クラシスホームでは、個性豊かなプランナーが家づくりへの希望や思いをじっくりお伺いし、理想の住まいを叶えるお手伝いをいたします。ぜひお気軽にご相談ください。


<プロフィール>
・プランナー・課長代理 佐治 翔太郎(写真左)
愛知県出身。高校・大学と建築を学び、新卒でリノベーション会社に入社。営業から現場管理まで一貫して担当するなかで、現場や職人へのリスペクトを培う。その後、木造新築の工務店を経て、2019年にクラシスホームへ入社。好きな建築家・空間は谷口吉生(豊田市美術館など)とガウディ(サグラダ・ファミリア)。愛犬と過ごす時間が何よりの癒やし。

・プランナー・次長 竹村 厚信(写真中央)
愛知県出身。大学卒業後、行政書士事務所を兼ねた設計事務所に入社。確認申請や開発手続きに携わるなかで設計の面白さに目覚め工務店に移り、設計・インテリアコーディネート・現場監督までをトータルに経験。2017年にクラシスホームへ入社。好きな建築・空間は豊田市美術館。夏はイカ釣り、冬はキャンプを楽しむアウトドア派。

・プランナー・次長補佐 山崎 匠(写真右)
三重県桑名市出身。大工の父のもとで育ち、地元の建築科高校・専門学校を経て設計の道へ。前職では営業設計・コーディネーター・現場監督を一人でこなす環境で経験を積み、2015年にクラシスホームへ入社。好きな建築・空間はノームアーキテクツのデザインスタジオ。サウナ、犬の散歩、釣りが息抜き。


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