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家づくりマガジン
2023.03.31

日本×北欧が調和するジャパンディスタイルの住まい。自然素材を採り入れたナチュラルで心地良い空間を実現

ジャパンディスタイルのリビング

コロナ禍でおうち時間が増えたことにより、住空間に癒やしや安らぎを求める方が増えています。家づくりにおいても、間取りや設備だけでなく心地良く過ごせるデザインやインテリアを採り入れることで、おうち時間をより豊かなものにすることができるでしょう。

そこで近年、世界的に注目度が高まっているのが「ジャパンディスタイル」です。家づくりを考えている方にとって、住宅のトレンドは気になるもの。ジャパンディとは一体どのようなスタイルなのでしょうか。

今回は、ジャパンディスタイルとは何かその特徴や人気の理由暮らしに採り入れる時に抑えておきたいポイントをご紹介します。クラシスホームのモデルハウスで実際に見学することもできるので、ぜひ参考にしてみてください。

世界で注目度が高まる「ジャパンディスタイル」とは?

間接照明が美しい床の間風のディスプレイスペース

ジャパンディとは、「日本=Japanese」と「北欧=Scandinavian」を掛け合わせた造語のこと。言葉の成り立ちからわかるように、和風と北欧風のデザインが融合したスタイルのことを言います。

ここでは、ジャパンディスタイルに注目が集まっている理由について解説していきます。

ジャパンディスタイルが世界で注目される理由

今、ジャパンディスタイルが世界で広まりつつある背景には、さまざまな要因が考えられます。ひとつは、木材などの自然素材を用いたナチュラルテイストが、サステナブルな暮らしへの意識が高まる潮流にマッチしている点。そのほかにも、日本の侘び寂びの精神北欧のシンプルで機能美を追求するものづくりの伝統が、無駄をそぎ落としたミニマルスタイルにフィットしたという側面もあるようです。

また、コロナ禍でおうち時間が増えたことが影響しているという考えも。住空間に癒やしと安らぎを求めるようになったことで、ナチュラルテイストなジャパンディスタイルに心地良さを感じる方が増えているとも言えるでしょう。

心地良さの背景にあるのは、日本と北欧に通じる暮らしを慈しむ心

もともと、四季があるという共通項を持つ日本と北欧。梅雨や雪の季節は曇り空が続く日本と、冬の期間が長い北欧では、どちらもおのずと家の中で過ごす時間が多くなります。このような地域性や気候の類似点から、1日中室内にいてもほっと和むような暮らしを慈しむ文化を育んできました。コロナ禍により、家の中で過ごす時間を充実させることで、こうしたジャパンディスタイルの住まいが広く人々の心に響いているのではないでしょうか。

ただし、家づくりにおける日本と北欧の融合は、近年に始まったことではありません。地球の裏側ほど離れている両国ですが、その地域性や気候の類似点から、かねてより家のテイストや好みにも共通項があったようです。

四季があり、霞がかった曇り空が広がる日本ではくすんだグレイッシュな色が古くから好まれてきました。同じように四季がある北欧の人々が好むアースカラーとも相性が良く、日本のインテリアの歴史のなかでも、北欧に相通じる要素を感じられる部分が多くあります。日本の住空間と北欧スタイルの親和性の高さには、双方の風土も密接に関係しているようです。

自然素材をふんだんに採り入れ、ニュートラルカラーを中心としたインテリアに

2階からも望むことができる中庭

ジャパンディスタイルを採り入れた家づくりは、どのようなポイントを抑えると実現できるのでしょうか。ジャパンディスタイルの特徴や家づくりに組み込むためのコツを紹介していきます。

自然木などナチュラルテイストの素材を使用
ジャパンディスタイルの真骨頂といえば、木をふんだんに使った建築やウッドフレームの家具など、自然素材をふんだんに使ったインテリア。椅子やテーブルの脚は細く直線的なものを選び、繊細なデザインのインテリアを採り入れるとジャパンディスタイルらしさが際立ちます。

無駄をそぎ落とした機能美を追求
日本と北欧に共通するものづくりの美学として、シンプルな機能美を善とする文化があります。装飾の多いデザインを避け、機能性を兼ね備えたスマートなデザインの家具を取り入れることで、ミニマルな空間が完成します。また、程よく余白を残した余裕のあるレイアウトも心がけると良いでしょう。

ニュートラルカラー+アースカラーの色使い
ジャパンディスタイルのベースとなるのは、無彩色なグレイッシュカラーやニュートラルカラー。そこに森林のような緑、海や湖を思わせる青といったアースカラーを差し色としてプラスすることで、自然素材と調和のとれた空間に仕上がります。

植物や小動物モチーフでさらに自然美を演出
日本古来の住宅では、欄干や襖などの装飾に自然の風景が採り入れられていました。北欧インテリアにおいても、木の葉や草花、小動物をモチーフとしたデザインのテキスタイルが採用されています。住空間の中で自然美を愛でる、日本と北欧のシンクロする感性がジャパンディスタイルの原点とも言えます。暮らしに彩りを添え、心を華やかにする自然モチーフの装飾をアクセントとして取り入れるのも良いでしょう。

季節の移ろいや自然美を感じられる、ジャパンディスタイルの家づくり

「ジャパンディスタイルの家がどんな雰囲気か知りたい!」という方は、実際の住まいを見ていただくとよりイメージが湧くかと思います。ここからは、世界が注目するジャパンディスタイルの魅力を余すことなく採り入れた、クラシスホーム豊田店のモデルハウスをご紹介していきます。

愛知県豊田市 クラシスホーム豊田店

木の温もりを最大限に生かし、塗り壁やタイル、モールテックスなど、異素材を効果的に組み合わせた洗練されたデザインの家。彩度を抑えたニュートラルカラーを軸として、天然の木やリネンなど自然素材をプラスすることで癒やしの空間を演出し、シンプルで飽きないデザインに仕上げています。

くすみカラーのベージュとピンクの内装に、丸い照明とフック

白を基調とした壁色にしつつ、ベージュや淡いピンク、ミントグリーンなどのやさしい色合いに。木目調の床やナチュラルなインテリアとの相性も抜群です。

引き戸にはリネンを使った和室

実用性と居心地の良さを実現した和室には、自然素材の葦を編み上げた天井やリネンを用いた引き戸など、自然素材を随所に採用

ロの字型で建物に囲まれた中庭はリビングや玄関にも面しており、さまざまな部屋から楽しめる設計になっています。家の中にいながら、季節や時間の移ろい、自然風景など、外とのつながりを感じられる点もジャパンディスタイルの魅力のひとつです。

このように、自然に抱かれているようなリラックス感や奥ゆかしさがありながら、素材や色の組み合わせによって華やかさ風情も演出するジャパンディスタイル。心に潤いを与え、長く住みたくなる家づくりが実現できるでしょう。

>>>クラシスホーム豊田店のモデルハウスの詳細はこちら

クラシスホームのホームページでは、ジャパンディスタイルのほかにもさまざまなデザインの「施工実例」を紹介しております。また、豊田店のほかにも趣向の異なるモデルハウスをご用意しておりますので、ぜひお近くのモデルハウスにお立ち寄り下さい。

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