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お客さまが自分らしく暮らせる住まいづくりのために。色やモノを決めるだけではなく、暮らしを考える

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お客さまが自分らしく暮らせる住まいづくりのために。色やモノを決めるだけではなく、暮らしを考える

クラシスホームの家づくりにおいて、多くのお客さまから期待と評価をいただいているポイントが、デザイン性の高さや自由度の高さです。お客さまのご要望に応え、理想を実現するためのキーパーソンとなるインテリアコーディネーターとは、どのような役割を担うのでしょうか。今回は、クラシスホームのインテリアコーディネーター第1号として入社し、数々の実績と経験を重ねている長谷川知子さんに、自身の仕事の醍醐味やお客さまへの思いを聞きました。

きっかけは、幼少期に抱いたマイルームへの憧れ

――インテリアに目覚めたきっかけをお聞かせください。
幼い頃は自分の部屋がなかったこともあり、住まいへの憧れが強かった気がします。間取り図が描かれた住宅系の折り込み広告を見ながら、「自分の部屋だったらここにベッドを置こう、机はどこにレイアウトしよう」などと思いを馳せていました。

その後、引っ越しを機に念願のマイルームができると、インテリア雑誌を眺めながらカーテンを自分で選んだり、こまめに模様替えしたりと、空間づくりに夢中でしたね。

――職業としてインテリアコーディネーターをめざした経緯は?
短大を卒業し、カーテンメーカーに一般事務として就職したのですが、コーディネーターの仕事を間近で見ているうちに「自分もやってみたい!」と次第に興味が増していきました。一念発起して会社を辞め、専門学校へ。卒業後は内装業やキッチンを手掛ける会社など、建築業界の中でも専門分野に特化した企業で主に経験を積みました。

――実際にクラシスホームに入社して、どのように感じましたか?
社員の大半が同世代の方だったので、仲間意識が強かったですね。一つひとつの家づくりに対する情熱はもちろん、「会社としての将来を、みんなで一緒につくり上げていくんだ」という熱意を感じたことを覚えています。

モノを決めるだけではなく、未来の暮らしを提案する仕事

――家づくりの中で、インテリアコーディネーターが果たす役割とは?
クラシスホームの家づくりにおいて、最大の強みと言えるのがチームワークです。1軒の住まいに対し、ホームアドバイザーやプランナー、設計士、インテリアコーディネーター、ホームエンジニアなど、各分野のプロである自社スタッフがチームを結成し、ご提案からお引渡しまで一丸となって臨みます。
中でも、床や壁の色、素材といった内装から、家具や照明など一つひとつのインテリアにいたるまで、住空間全般にわたってお客さまの声に耳を傾け、ご提案をするのがインテリアコーディネーターの仕事です。

――インテリアコーディネーターという仕事の醍醐味とは?
ゼロから完成まで住宅に携わるという経験は初めてだったので、最初は想像以上に頭を悩ませることばかりでした。学校で習った知識のように、単に「モノ」「色」を決めるだけではなく、大切なのは「お客さまがこれからどのように暮らすのか」。その未来を想像し、暮らし全体を提案することがインテリアコーディネーターの仕事なのだと改めて実感しました。難しさを感じつつも、やりがいに満ちた日々を過ごしています。
特にクラシスホームの場合は、建物自体の自由度が高いですね。近年は、お客さま自身もインターネットやSNSなどを通じて知識を豊富にお持ちです。お客さまの選択肢や、求められるテイストの幅が広い分、プレッシャーではありますが、多種多様なご提案ができるという楽しさを感じています。

私らしさではなく、お客さまの個性を引き出す

――お客さまの要望を叶え、豊かな住空間を実現するために心がけていることを教えてください。
「私らしさ」を発揮するのではなく、第一にお客さまの個性を引き出すことを大切にしています。具体的に、心がけていることをご紹介しますね。

家づくりのプロセスを楽しんでいただける雰囲気づくり
注文住宅の場合は、打ち合わせの回数も多くなりやすい。そんな中で、お引越しの期限が決まっている方などは、切羽詰まって焦りがちになってしまうケースもあります。
せっかくの家づくり。プロセスも含めて、楽しんでいただきたいというのが私の願いです。だからこそ、打ち合わせの際にはスムーズでありながら、話しやすい雰囲気づくりを心がけています。雑談でもいいので、お話に花を咲かせながら、笑顔で家づくりを楽しんでいただけるとうれしいですね。

情報には敏感に、感性をブラッシュアップ
趣味の一環でもあるのですが、インテリア雑誌や美術館鑑賞などで感性をブラッシュアップしています。新しいインテリアショップや話題の建築物などに足を運ぶことも、良い刺激に。柔軟な提案ができるよう、常にアンテナを張って、インテリアや家づくりにかかわる情報をアップデートしています。

お客さま色に染まっていく住空間にやりがいを感じる

――インテリアコーディネーターとして、喜びを感じる瞬間は?
打ち合わせが終わった後やお引渡しの時など、家づくりのお手伝いを進めるうえで、感謝のお言葉をいただける瞬間が何よりの喜びですね。担当したお客さまからお手紙をいただくことも多く、とても励まされます。「こちらこそ、ありがとうございます」という気持ちになりますね。
そしてもう一つ、この仕事をして良かったなと感じる瞬間は、お客さまが自分らしく暮らしていただいている様子を知った時です。例えば、お引渡しからしばらく時間をおいて、撮影などのためにお邪魔したタイミング。打ち合わせの時にうかがっていた趣味の雑貨を並べたり、お花をいっぱい飾ったり。住空間がお客さまの色に染まり、その方らしく暮らしている姿を見ると、この仕事をやっていて良かったなと心の底から思います。

お客さまの住まいづくりと、ずっと交わり続けたい

――今後、取り組んでみたいことは?
入社して2年目くらいの頃、豊田のインテリアショップ「ARBO」がオープンすることになり、立ち上げスタッフとして携わりました。わずか数カ月の経験でしたが、「ARBO」のように雑貨や家具を扱っているショップがあることで、住宅をお引渡しした後もお客さまの住まいづくりと接点が持てるというのは、インテリアコーディネーターとしても、すごく魅力的なことだと感じています。
実際に、私自身もプライベートの時間に「ARBO」で買い物をしている時、数年前に担当したご家族が偶然ご来店され、思い出話に花が咲いたことも。住宅メーカーは、お引渡しをしたらご縁が遠のくというイメージがあるかもしれませんが、生活が始まった後もインテリアに関して気軽に話せる場所があるというのは、すごく素敵だと思いますね。これからもそういう機会や場所が増えるといいなと思っています。

――インテリアコーディネーターとしての目標を教えてください。
クラシスホームの家づくりは、お客さまにとって自由度が高い分、私たちインテリアコーディネーターにとっても、お客さまの個性に合わせて提案できるという点がやりがいでもあります。もちろん難しさを感じたり、悩んだりする時もあります。でもそれ以上に、自分がこれまで知らなかった知識を得られるだけではなく、家のテイストにあわせて、毎回新しいことに挑戦できることがうれしいですね。その楽しさを満喫しながら、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです。


★Profile
インテリアコーディネーター 長谷川知子

短期大学卒業後、カーテンメーカーに事務職として就職。インテリアコーディネーターの仕事に触れるうち、幼少期から抱いていたインテリアに対する関心が高まり、専門学校へ入学。卒業後、建築系企業で多彩な経験を積み、2013年クラシスホームへ。正社員として初のインテリアコーディネーターであり、豊田市のインテリアショップ「ARBO」の立ち上げも担当。お客さまの思いに寄り添う提案を信条とする。

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