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家づくりマガジン
2019.03.10

素材の表情と四季の移ろいを楽しむ家

今回は、自然素材と無骨な質感をバランスよく調和させたT様邸をご紹介します。

外構や造園に携わるお仕事をされているT様ご夫婦。
家を建てるなら自分たちで外構や植栽を手掛けたいという想いから、建売ではなく注文住宅での家づくりをご希望されました。

「クラシスホームさんは見積もりをしっかりと出してくれて、契約する前から価格が明確だったので、不安が軽減されました。また施工棟数が多いところも経験を重ねている安心感があり、クラシスホームさんで家を建てようと決めました。」とお話して下さいました。

家で過ごす時間が自然と長くなる暮らしに憧れ、その想いを実現されたこだわりのお住まいを、さっそく見ていきましょう!

 

モダン×ナチュラルの絶妙なバランスが映える外観

家づくりが始まると、新しい建物に自然と目を向けるようになったご主人と奥様。
ある日、街で見かけて目を引いた家がラップサイディングの外壁を使用していたそうです。

「ラップサイディングはアメリカンテイストのイメージが強かったのですが、その家はラップサイディングを使用したモダンテイストな家でかっこいいと思いました!」と奥様。

その出来事をきっかけに、外観はラップサイディングをご要望。シンプルだけど個性的な外観にしたいというご希望もお持ちでした。

陰影感の映える黒色のラップサイディングを使用した外壁に、三角屋根の可愛いフォルムが印象的な外観。大きさの違う正方形の窓をランダムに配置し、リズムを生むことで遊び心をプラスしました。

玄関ポーチに採用した三角形の入り口から天然木の優しい質感が顔を覗かせ、モダン×ナチュラルが絶妙なバランスで調和しています。

ご自身で手掛けたこだわりの外構。シンボルツリーに落葉樹を採用し、季節ごとに表情を変えるアプローチに。バランスよく配置された空洞ブロックが程よいアクセントとなっています。

無機質な素材感を取り入れたキッチンスペース


(無機質なインダストリアル感が際立つキッチン。腰壁と袖壁にはモルタルを使用し、下がり天井部分はダークグレー色の壁紙をセレクト。造作窓に使用した黒のアイアンフレームが、キッチンの印象を引き締めるアクセントに。)

左右どちらからでも出入りが出来る回遊性を取り入れたキッチンにより、家事動線がスムーズに。キッチンの天井を一段下げ、程よく空間を隔てました。

調理中の匂いや油跳ねを気にされていた奥様。それらを防止するためにコンロ正面に造作窓を設けたことで、生活感を隠す効果も。

キッチン背面の壁には艶感のあるグレイッシュな色味のモザイクタイルを使用。

キッチンの袖壁の内側や、対面キッチンの立ち上がり部分にも同じモザイクタイルを施したことで統一感を持たせ、異素材を組み合わせたキッチン空間のまとめ役に。

キッチンとダイニングの床には、メンテナンス面を考慮し耐久性・耐水性に優れたタイルを採用しました。

素材の表情を愉しむLDK空間

リビングの床にはアカシアの無垢材を使用。ダークブラウン色の柿渋自然塗料で塗装したことで、木柄が引き立つアカシアの表情により深みを与え、ヴィンテージ風に仕上がりました。

柿渋塗料は防虫防腐効果や耐水性に優れ、また時間の経過によって色合いが変わる特徴があるため経年変化を楽しむことができます。

また、LDKの天井はレッドシダーの羽目板を採用。一枚一枚異なる色合いの木板をランダムに貼ることで独特な色の濃淡を造りだし、自然素材ならではの温かみのある空間を演出しています。

キッチンの袖壁にはニッチを設け、照明スイッチやインターホン・給湯器のスイッチを配置。凹凸を無くしすっきりと納めました。

豊かな木の表情に包まれるダイニング

ダイニングに設けたパントリーは、通気性が良く木の温もりを感じる無垢材のルーバー扉をセレクト。隙間から空気が流れ、パントリー内の湿度を程よくコントロールしてくれます。

雑貨やインテリアが好きなご夫婦。ラダーにカバンやストールをかけて見せる収納を取り入れ、窓辺にはスワッグを飾ることで空間に彩を添えています。

家族を繋ぐ、明るく開放的な空間


(リビング階段を採用したことで、1階と2階の空間に繋がりをもたせ、家族との心地良い距離感を築くプランに。)

吹き抜けとリビング階段を組み合わせることにより、開放感がより一層際立ちます。踏板と骨組みで構成されているスケルトン階段を採用し、光と風を通す心地の良い空間となりました。

階段下の床を一段下げることでゆるやかに空間が区切られ、リビングの一角にいながらも程よくこもり感のある書斎として、またキッチンで調理中でも目の行き届く安心のキッズスペースとして活用。

深みのある木目が印象的なアカシアの無垢床や天井の羽目板など、自然素材の温かみのある質感に包まれたリビング。アイアンの無骨な質感や黒色のインテリアを取り入れ、男前テイストが程よく溶け込んだ落ち着きのある印象に。

暮らしを豊かにするプライベートな中庭


(コの字型の間取りによって、外からの視界が遮られたプライベートな中庭。)

リビングとダイニングの窓は中庭に沿って2面開口のL字に配し、垂れ壁をなくした天井ジャストの窓を採用することで、すっきりと開放的に。

ダイニングの床とテラスには同じタイルを施し、家の中から外にかけて繋がりをもたせることで視界に奥行きを生み、広く開放的な空間となるよう工夫されています。

 

タイルテラスの一角に設けられた植栽スペース。玄関正面の地窓からも見ることができる配置とし、坪庭としての役目も。中庭の植栽も落葉樹をセレクトし、室内へ四季折々の表情を届けることで、心豊かな暮らしが実現しました。

ナチュラルとヴィンテージが調和する造作洗面台


(黒色と真鍮を組み合わせたレトロ調の照明や、マットブラックに塗装された木製ドアがアクセントを添え、ナチュラルヴィンテージな空間に。)

天板には水に強いタイルを施し、ベージュの目地をセレクト。木製の鏡枠と棚・カウンターは同素材で揃えて統一感を持たせ、木目とニュートラルな色使いが優しい印象の造作洗面台となりました。

羽目板が生み出す奥行き感

トイレの壁と天井にレッドシダーの羽目板を採用。羽目板により奥行き感が強調され、空間を広く見せてくれます。
造作手洗のカウンターは幅を広くとることで、収納やディスプレイのスペースとしても活用できます。

季節の表情に迎えられる玄関

玄関に入ると正面に配した地窓から中庭を望むことができ、季節の表情に迎えられます。

アカシアの無垢床と天井の羽目板を配し、木の温もりを感じる玄関ホール。黒色に塗装した無垢のドアが空間を引き締めるアクセントに。

 

家づくりにおいて素材選びも大切なプロセスの1つです。選ぶ素材によって、外観や室内を様々な表情で演出します。

「無垢や漆喰を使用して優しい自然素材に包まれたい」「モルタルやアイアンなど無骨な質感を取り入れたい」という具体的なこだわりをお持ちの方はもちろん、「こんな感じのお家にしたいな」というふんわりとしたイメージをお持ちの方も、是非クラシスホームにご相談ください!

お家のテイストに合わせた素材のご提案や、素材の特性を踏まえたアドバイスなど、お客様の豊かな暮らしを叶えるサポートをさせていただきます。

新たに半田店がオープンし、愛知県内にテイストの異なる6店舗のモデルハウスをご用意しています。リアルサイズの空間を体感することで、理想のお家や暮らしのイメージが更に広がりますよ!是非、お近くのモデルハウスへお立ち寄りください。

 

▶施工実例

「素材の表情を愉しむ家」

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