以前のお住まいの厳しい住環境を改善するため、お子様が小学校に上がるタイミングに合わせて家づくり計画をスタートされたK様ご家族。共働き夫婦が暮らしやすい時短を叶える家事動線、WEBデザインのお仕事に携わる奥様がバランスを重視してまとめたNYカフェ風のインテリア、アメリカ人のご主人様がこだわられた高い気密性を備えた快適なお住まいを実現されました。今回はそんなK様に、クラシスホームを選んでいただいた理由や、お住まいのこだわりなど、家づくりのエピソードを詳しくお伺いしました。
Q.どのようなきっかけで家を建てることにしたのですか?
奥様:
以前は私の祖父の家を相続して住んでいました。囲炉裏があったり、吹き抜けがあったり、すごく素敵な家だったんですけど、築年数も経っていたので、とにかく夏は暑くて冬は寒くて、住環境がものすごく悪かったんです。ムカデもよく出ていて子どもが危なかったので、小学校に入学するタイミングで引っ越しができるように家を建てたいと思ったのがきっかけですね。
Q.こちらのお土地はどのように決められましたか?
奥様:
ここの土地は、私が子どものころに私の両親が家を建てようと思って購入した土地だったんですけど、結局別のところに家を建てることになってしまい、それから30年くらいそのままになっていたんです。売るにも売れなくなってしまったので、じゃあ私たちがここに家を建てようということになりました。
Q.家づくりに向けて、何からスタートされましたか?
奥様:
まずは建築会社を探すことから始めました。最初は親の知り合いのところにお願いしていたのですが、ちょうどコロナ禍になってしまい、そこは小さな建築会社だったので資材が入らなくなってしまって…資材が準備できるもっと大きな建築会社で建てようと思い、何社かまわりました。ある会社さんはデザイン性はとても素敵でしたが価格が高いので、いろんなことをやろうと思うと予算と合わなかったです。もう1社は営業の方の対応が自分たちとは合わなくてやめました。大手ハウスメーカーだとあまり自由度が高くなくて選択肢がないと聞いていたので、じゃあ次はクラシスさんへ行ってみようと思いました。
Q.クラシスホームのことはどのように知りましたか?また、クラシスホームでの家づくりを決めた理由はなんでしょうか?
奥様:
クラシスホームさんのことはTVCMで知っていました。キャッチーですからね、すごく印象に残ってました。
実際に見学に行ったら、スタッフの方の感じがとてもよかったんですよね。こちらの話をすごくしっかり聞いてもらえて、できることとできないことはしっかり説明してもらえて、こちらがやりたいことを実現可能な形でご提案してもらえたので、真摯な対応だなと思いました。自分たちの要望でコストが高くなってしまいそうなときも、見積もり段階から「これだけコストがかかりますが、入れても大丈夫ですか?」と都度確認してくださって、すごく誠実でいい対応だなと感じたのが大きかったです。 あと主人が気密性にこだわっていたので、建築会社を探すうえで性能面も気にしていました。でもやっぱりやりたいこととのバランスはとらないといけないので、コスト面と性能面とやれることの自由度っていうのも全部条件が合っていると思ってクラシスさんに決めましたね。
Q.家づくりのテーマや理想の暮らしのイメージ、こだわりポイント、印象に残っている思い出など教えてください。
奥様:
まずは絶対平屋にしたかったです。私も主人も実家が平屋でしたし、2階は使わなくなると周りから聞いていたので。
子供が大きくなったときに自室への出入りがしやすいよう、主寝室と子供部屋をあえて離して対極に配置して、お互いの生活リズムを守れるようにしたいと思いました。
うちは共働きでとにかく家事を時短したくて、「ウォークスルーで全部完結するようにしてください!」と要望したら、キッチン~パントリー~FCL~水まわりまで全て直線でつながる間取りを提案していただきました。洗濯の物干しは絶対にしたくなかったので、洗面脱衣室で洗濯乾燥までして、すぐにFCLへ仕舞えるようにしてあります。
内装はとにかくカフェみたいにしたいと言っていましたね。主人はずっとニューヨークに住んでいたので、カフェと本屋さんが併設してあるお店が結構あって、そういうイメージがいいと言っていました。私は元々天井まで高さのある造作本棚がほしいと思っていたので、壁一面の本棚を造って私の趣味の漫画や好きな作家さんの本を並べて。蛍光灯の昼光色のような明るい光は目が痛いので明るさを落として、欧米の家やカフェのように灯りを抑えた空間にしました。ニューヨークはソファが置いてあるカフェが多いのでソファを置いて、ニューヨークのブックカフェ風な感じにしました。 造作本棚は担当ICさんにイメージ画像をお見せして「こんな感じにしたいです」と要望したら、何を収納する予定かなど具体的な使い方を聞いてもらえて寸法まで考えて形にしてもらえたので、使い勝手がとてもいいですね。
自分たちは家づくりでやりたいことや好みがはっきり決まっていましたが、迷ったときは担当者の方からいくつか好みに合った提案をしてもらえて、スムーズに打ち合わせを進めることができたのも印象的でした。
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Q.お住まいが完成したときのご感想をお聞かせください
奥様:
決めることが多くてしんどい時もありましたが、とても達成感がありましたね。長いスパンでいろんなことを決めていくといういい経験ができたと思います。
Q.完成したお住まいでの暮らしはいかがですか?
奥様:
やっぱり快適ですね。冬も夏も気温が変わらないってこんなに快適なんだって感じています。普段家の中のドアを開けて過ごしてるんですけど、1つのクーラーをつけておくだけで、家中全体が涼しくなるので、気密が高いからだねって話しています。
ご主人様:
快適でリラックスできます。自分たちのためだけにデザインした家なので、生活スタイルに合っていて本当に快適になりました!
Q.お住まいでのお気に入りのスペースや過ごし方は?
お子様:
リビング!テレビとかゲームしてるよ。この家は気持ちいいから全然出かけたくない!
ご主人様:
ベッドルームです。腰壁の間接照明はホテルにいるみたいで寛げます。
奥様:
ダイニングですね。たまに仕事をしたり、人を呼んだりしてるので、よくあそこにいますね。
Q.家づくりを検討されている方へ向けて、一言お願いします
奥様:
とにかくすべてはバランスなので。金額と併せながら全体の雰囲気がまとまるように、俯瞰で見て頑張りました。家づくりは仕事のプロジェクト進行と同じなので、ディテールディテールで考えていくと最終的にまとまらないから、自分がプロジェクトマネージャーだと思って、俯瞰で見て。例えばトイレひとつ配置するにしても、ここに置くことによって何が起こるのかっていうのを俯瞰で見て考えるのがいいんじゃないかなと思うんです。ベッドルームだけで考えるとか、バスルームだけ、リビングだけなど単体で考えるんじゃなくて、総体的に見たときにちゃんとまとまるのかっていうのを、とにかく冷静になって。
バジェット面でもね、全部『こうしたい』『ああしたい』でやっていったら、バジェットはどんどん上がっていってしまうので。総体的に見たときに、じゃあここはお金かけよう、ここはちょっとコストを抑えようというのをやらないと大変なことになりますよね。総体的に、冷静になって、俯瞰で見ることを心がけて家づくりを進めました。 それで考えても、こうしておけばよかったなというのはやっぱりあります。コンセントとライトスイッチの位置は、どれだけ考えても難しい!!!(笑)