光巡る、旗竿地の平屋

木目や大判タイルをアクセントに全体的にダークな色合いにまとめた平屋の住まい。大判タイルの部分は中庭を隠す目隠し壁になっており、中庭を中心にプライバシー性を重視したゾーニングで設計を行いました。

このような旗竿地になっているため、中庭を囲う目隠し壁は効果的に視線を遮りつつ、上部から太陽の光を取り込めるポイントになっています。

小物を飾れるニッチや絵画が映えるシンプルなデザインの玄関。LDKへと繋がる動線には中庭を望む大きな窓を設けました。

中庭を中心にL字に配置されたLDK。周囲から視線が入らないため大きく窓を設けました。視線を外の景色へと広げることで、実際の広さ以上の開放感を味わえる空間になりました。

中庭から明るい光が差し込むため、照明計画は優しく空間を照らしてくれるようなイメージに計画しました。ブラックチェリーの突板を使用したフロアやグレージュのクロスを基調とした室内に、間接照明やシンプルなデザインのペンダントライトが品の良い華やかさを添えてくれます。

外観と同じく重厚感のあるダークグレーを基調としたキッチン空間。中庭が正面にあるので、昼間は明るく、外の景色を感じながら料理を楽しむことが可能です。

シックでシンプルなインテリアだからこそ、奥様お気に入りのウィリアム・モリスのアクセントクロスが映えます。

シンプルな洗面台もお揃いのカゴと三面鏡で収納力もたっぷり。

シンプルなトイレ空間には、コンクリート調のクロスによって素材感を加えました。