どことなく懐かしさを感じる温かみのある家

初めてお会いしたときから「サツキとメイの家にしたい」というイメージを共有していただいてたY様。
和と洋の要素が合わせられた、どこか懐かしさを感じられる外観です。

玄関にはシューズボックスとベンチを造作し、土間収納を設けました。
収納力や使い勝手を高めつつも、木目を活かした温かみのある空間に仕上がっています。

玄関ホールの先には、縁側のようなフリースペース。
日本家屋特有のゆとりのある空間と、木製の扉がノスタルジックな印象を与えてくれます。

縁側スペースをLDKに併設することで、時間帯や気分に合わせて開放感や日当たりをコントロールすることが可能です。

統一感のある空間にするために、本棚と一体となったベンチやTVボードを造作しました。
LDKのインテリアも「懐かしさ」をテーマに、家族団らんの時間をゆったりと過ごせるような空間を意識してコーディネートをしています。

キッチンはスペースを広くとるために壁付けスタイルを採用しました。
ダイニングとキッチンの距離感が近くなり、より一体感の感じられるレイアウトです。

2人でもゆったりと使える2ボウル仕様の洗面台。
洗濯機や乾燥機も木製の収納の中に収めることで、全体的に温かみのある空間に仕上げています。

階段前のホールにはノスタルジックな素材使いの造作の手洗いを設置。

階段したにあるトイレは、天井に段差ができてしまう制限をいかして遊び心のあるデザインに。
奥にある間接照明の部分は収納もできるスペースになっています。

2階のフリースペースにはマガジンラックと黒板を設置しました。
マガジンラックはご主人の書斎へと繋がる秘密の扉です。

寝室はふかし壁や造作棚などを組み合わせつつ、柔らかな雰囲気に仕上げました。