あかりを感じられる暮らし

大きく軒を出したシンプルなファサード。軒天に木目を採用することで白い外壁をより際立たせています。　　　

床のタイルはシンプルな通し目地（※）で貼り、上品さと奥行感を演出。土間の奥にはシューズクローゼットを配置しています。

※縦と横が一直線に目地の通る一般的な貼り方のこと

北欧風の家具や照明が主役になるように、内装は白と木目を基調としシンプルに。
庭を壁で囲い、カーテンをしなくても視線が気にならないようにすることで、中庭まで続く奥行き感を得られる設計にしました。中庭に面した大きな窓から光が差すので、一日の時間の流れを光の移ろいで感じることができます。

中庭の窓から降り注ぐ光がキッチンを明るく照らします。

お施主様のお気に入りの小物を飾れるよう、ダイニング壁面のカウンターに長い造作ニッチを設けました。

床材には栗材の無垢フローリングを使い、調湿作用のある塗り壁を採用しました。自然素材の質感が、心地良い空間にしてくれます。

機能面とデザインを兼ね備えた造作洗面台。

お施主様自ら手をかけた植栽。季節を感じられる植物と室内で揺れる木陰は、空間に奥行をもたらしています。