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切り花をもっと長持ちさせる方法!-ボタニカルショップarbo | クラシスホームの最新ニュース





みなさん、こんにちは。
春になって徐々に暖かくなり、
花の種類が増えてきましたね。
これからの季節は寒すぎず暑すぎず、
花にとって一番良い環境。
私たちにとっても、
多くの花を楽しむことができる素敵なシーズンです。
今回は、切り花を少しでも長く楽しむためのコツを
お伝えします。
切り口の有機物質からバクテリアが発生し、水をどんどん汚していきます。
そのため、2〜3日に1回は必ず水を替えてあげましょう。
花瓶の中を清 潔に保つことが大切なので、
ぬめりを感じた場合は洗剤を使って花瓶を洗います。
茎先もぬるぬるしていたら、流水で洗ってあげてください。
基本的に「夏は花瓶の半分より下、冬は花瓶の半分くらい」を意識してください。
水はたっぷりであればあるほど良いというわけではなく、水が多すぎると、浸かっている部分の茎が腐ってしまいます。
チューリップやガーベラなどの茎の柔らかい植物は特に腐りやすいため、水の量を少なめにしましょう。
水を替えるたびに先を1~2cm切って、常に新鮮な切り口を保ってあげると、水を吸い上げやすくなります。
逆に紫陽花(あじさい)のような大きな花を咲かせる植物や、大きな花を咲かせる植物は、水をたっぷりと多めにしましょう。
紫陽花の花がしおれて下向きになってしまった時の、復活の方法をお教えします!
これで、元のようにお花が元気になりますよ。
水や延命剤の吸収を良くするために、切り口にもひと工夫してあげましょう。
斜めに切ることで断面積が広くなり、十分に水を吸い上げることができます。
切れ味の悪いハサミを使用すると、茎を潰して給水を妨げてしまうため、良く切れるハサミを使ってくださいね。
さらに、茎の切断は水中で行うのがおすすめ。
管に空気が入らないため、水の吸い上げが良くなります。
ユーカリやアセビなど、枝の植物は硬くて水を吸い上げにくいため、カッターなどを使って断面を十字に切ってください。
断面が増えるため、水を吸い込んでくれるようになります。
紫陽花などのワタがある種類は、ワタを取り除いてあげましょう。
断面から水分を吸収しやすくなります。
水についている葉は腐ってしまうので、すべて取り除いてください。
また、水についていない部分の葉もなるべく少なくすると、花に水分と栄養が行き渡りやすくなります。
置く場所によっては、お花がダメージを受けて早くしおれてしまうことも。
そうならないように、できるだけ置く場所は場所には心がけましょう。
暖かい場所に置いておくと、花が傷みやすくなってしまいます。
なるべく涼しい場所に置いてあげてください。
また、風通しの良いところといってもエアコンの風は逆効果なので、直接当たる場所は避けましょう。
直射日光はNG。外からの強い光はカーテンなどでやわらげてくださいね。
「お花が元気な期間を少しでも長くしたい」そんな方は、お水に延命剤をプラスすることをおすすめします。
延命剤には小分けのものから大容量のものまであるため、初めての場合は小分けのものを使って一度試してみてください。
また、延命剤を使用する際に最も重要なのは、希釈を守ること。多すぎる延命剤は、花にとって逆効果。適切な量を守ってくださいね。
熱湯を使って花を元気にする方法です。
茎先を切り、花の上部を新聞紙などで軽く包んで10~20秒つけます。
その後、すぐに水を張った容器に戻して水を吸わせてください。
茎が変色しますが、心配はありません。
熱湯につけることで水を吸う管に圧力をかけて、水の吸い上げが良くするため、お花が元気になりますよ。
また、殺菌効果もあるので、バクテリアの繁殖を防いで長持ちさせることができます。
この方法は特に枝ものなどの水を吸いにくい植物に効果的です。
こちらは火を使ってお花を元気にする方法です。
まずはお花の上部を新聞紙などで軽く包み、花に熱気があたらないようにガードします。
準備ができたら、ガスコンロの火を茎先に当ててください。
1~2cmほど黒くなるくらい当てたら、水を張った容器に戻して水を吸わせてください。
そのまましばらくすると、ぐったりしていた花が元どおりに。くれぐれも火傷をしないよう気をつけてくださいね。
切り花の基本に気をつけながら、ぜひお部屋にお花を取り入れてみてください。
たった一輪でも、暮らしにお花があるだけで気持ちが上がると思います。
「花のある暮らし」をはじめてみませんか?
春日井のボタニカルショップarboでは、季節のお花や様々なフラワーベースをご用意しています。
ラインナップは常に変わりますので、お近くにご用の際は、ぜひ気軽にお立ち寄りください。
スタッフ一同、お待ちしています♪