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空き家になっていた奥様のご実家で、ご家族のご意向もありしばらく生活されていたT様ご夫婦。祖母様が亡くなられたことで家族で話し合い、T様ご夫婦がご実家を建て替えて暮らすことになりました。
元々家を建てる想定をしていなかったT様ご夫婦は、お住まいのイメージをふくらませるために、ハウジングセンターへ足を運ばれたり、InstagramやPinterestで家づくりの情報収集を進められたそう。その際偶然見かけたクラシスホームの実例に興味を持ってくださり、ご来場いただきました。
ご主人様「見学に行った他社大手ハウスメーカーさんのデザインが好きだったのですが、ものすごく価格が高かったので、びっくりしました。クラシスホームさんは、いい意味で”デザイン性とコストが合っていない”と感じましたね。ご提案いただいた外観デザインに一目惚れしましたし、ロの字型のプラン提案も斬新で、コストパフォーマンスの高さを感じました!」
とお話ししてくださりました。
将来的には売却する可能性も想定し、デザインも間取りも多くの方に受け入れられるようオリジナリティを抑えたお住まいを意識しつつも、共働きご夫婦が暮らしやすい工夫や、好きなテイストを取り入れ、理想のお住まいを実現されました。
今回はT様のお住まいの間取り・外観・内装など、詳しくご紹介いたします!
ロの字型で採光を確保、動線を考慮した快適な間取り
≪POINT≫
・ご家族構成:40代ご夫婦
・ロの字型の間取り×吹き抜けで明るい住空間が実現
・来客動線・生活動線など、動線を考慮した暮らしやすい間取り
・ストレート型の配置で一体感のあるLDK
・どこにいても家族を感じる家
建て替える前に住まわれていたご実家は、南側に高めの建物が建っているため室内に陽が届かず、昼間でも照明をつけないといけないくらい暗くて寒いお住まいだったそう。そのため、真っ先に「日当たりのいい、明るく暖かい家」を要望されました。ご要望を叶えるため、お住まいの中央に中庭を据えたロの字型の間取りをご提案。さらに吹き抜けと大開口を設け、採光をしっかりと確保した明るい住空間が実現しました。
回遊性のある間取りを活かして、お客様が家を訪れたときに通る『来客動線』と、家族が帰宅したときや朝の身支度など生活するために使う『生活動線』を備えました。来客動線は玄関→LDKへと直接つながります。生活動線は玄関→洗面室→ファミリークローゼット→LDKへとつながり、プライベート空間と共有空間を分離させました。
また、玄関→シューズクローゼット→パントリーへとつながる動線も確保したことで、買い物から帰った際は直接荷物をパントリーへ運ぶことができ、片付けまでスムーズに行うことができます。
LDKは直線状に並んだストレート型の配置としたことで、一体感と奥行き感のある空間を演出しています。
T様邸は、吹き抜けを配したことで1階と2階に縦のつながりを、中庭に面して窓を多く設けたことで横にもつながりを持たせています。ご主人様が書斎でお仕事をされているとき、ドアを開けると中庭を通してLDKにいる奥様の気配を感じることもでき、家中どこにいても家族の存在を感じるお住まいになりました。
建物と外構を一体にとらえた、縦横ラインが美しい外観デザイン
「外観=建物の形」という考え方ではなく、建物と外構を組み合わせることで作り出される外観を計画しました。 建物と外構により通した水平と垂直のラインが、建物をより美しく、タテにもヨコにも伸びやかな印象を与えます。
外壁材は白のボーダータイルをベースに、アクセントとして石目調のタイルをあしらい、洗練されたデザインに。
ご主人様「窓のない四角いファサードで、外から見ると間取りがわからないデザインなんです。外構の塀でアプローチは死角になっていますが、玄関の位置は5段上がっていて外から見えるので、防犯性も高めていて非常に気に入っています。」
間接照明がホテルライクな空間を演出する玄関
間接照明の柔らかい光が足元を照らす、ホテルライクな玄関。
中庭に面した大開口の窓に合わせた大型のミラーを設置。鏡の両サイドに貼られたアルミモザイクタイルがアクセントに。
中庭を通してリビングまで視線が届く、広くて開放感のあるホール。家中どこにいても家族の気配を感じることができます。
玄関~LDKへ直結する来客動線と、玄関~洗面室~ファミリークローゼット~LDKへとつながる生活動線を確保し、プライベート空間と共有空間を分離させました。
廊下は地窓から入る柔らかな光と間接照明で仕上げ、シンプルですっきりとした空間を演出。
隣接する大容量のシューズクローゼットとパントリー
玄関横に配したシューズクローゼットからパントリー~キッチンまで繋がる回遊型の家事動線を採用。
食材や日用品などの買い物から帰宅した際は、シューズクローゼットを介してパントリーへ直接荷物を置くことができ、冷蔵庫や収納への片付けまでスムーズに行うことができます。
吹き抜けから採光を取り込む明るく開放的なLDK
白を基調としたラグジュアリーなLDK。
吹き抜けと中庭から光が注ぎ、明るくて開放感のある空間が実現しました。
廊下へとつながるドアも、白いフレームのガラス扉を採用することで、より空間の広がりを感じさせます。
吹き抜けのアイアン手摺はグレージュカラーをチョイス。淡い色使いの空間の中で主張しすぎず、自然に馴染む色合いに。
リビングにはシンプルなテレビボードとニッチを造作。テレビ背面は大理石調の大判タイルをあしらい、高級感をプラス。間接照明でリビングの奥行感を演出しました。
こだわりのⅡ型キッチン。キッチンの背面には、テレビボードの背面と同じタイルを施し、統一感を出しました。
完全プライベート空間の中庭
建て替える前のお住まいは、高い建物に囲まれ、「家の中が暗くて寒かった」とT様ご夫婦。
間取りの中央に中庭を据えたことにより、家中に光が届き、明るい住空間が叶いました。
ホテルライクな中庭は、周囲からの視線を気にすることなくゆっくりと寛ぐことができます。
KOHLER製品を取り入れたホテルライクな造作洗面台
家づくりの参考にInstagramやPinterestなどをたくさん見ていた際、”ザ・リッツ・カールトン大阪”の客室の洗面室に目が留まり、デザイン性に惹かれたというT様ご夫婦。その洗面室のイメージを具現化するため、実際に宿泊し、コーディネートや使い勝手までしっかりと確認されたのだとか。
水廻り製品の世界トップメーカーである”KOHLER”製のボウルと水栓は、デザイン性と使い勝手のバランスを考慮してセレクト。石目柄の厚めの天板・ガラスカウンターを取り入れ、T様ご夫婦が思い描いていたイメージ通りのホテルライクな造作洗面台が実現しました。
洗面室の隣に配した脱衣室。
奥様「私たちは共働きなので、家に帰ってきてからの限られた時間の中で、いかに効率よく自分たちの時間を作るかが大切なんです。とにかくストレスを減らして生活したい、時短で効率よく生活したい、そういうポイントを積極的に取り入れました。」
そこでT様ご夫婦は”ガス衣類乾燥機乾太くん”を導入。また、洗面室の横にファミリークローゼットを配しました。以前は洗濯のたびにハンガーにかけて・バルコニーに干して・取り込んで・ハンガーから外して・畳んで、という時間を負担に感じていたご夫婦でしたが、乾太くんの導入によって洗濯の手間が激減し、すぐに収納もできて洗濯動線がスムーズに。以前より自分たちの時間が持てるようになったと実感されているそうです。
ホワイト×ゴールドが基調、上品で清潔感のあるトイレ
トイレ空間をただのシンプルな箱にしたくないという想いがあった奥様。
白とゴールドを基調とし、アクセントの大理石調タイルが高級感を演出しています。
玄関横に配したご主人様の書斎
ご主人様のお仕事部屋として活用されている書斎。お仕事関係の来客がある場合、すぐに仕事部屋へ入れるように、玄関の隣に配置しました。
グレージュのフローリングで落ち着いた雰囲気に。壁に埋め込んだ造作本棚には、アクセントカラーとしてマスタードイエローを採用しました。
クラシカル×フェミニンにまとめた趣味室
他の部屋とは雰囲気を変えた奥様お気に入りの趣味室。
装飾のある廻縁と、天井にはタイル柄クロスを採用、あえて長く作成した刺繡のレースカーテンを取り入れ、クラシカル×フェミニンな印象にコーディネート。
奥様「天井のタイル柄クロスは、担当インテリアコーディネーターさんが提案してくださいました。私の好みをしっかり理解してもらえていたので、私が予想していなかった提案でも『あ、これもいいかも!』と自分の中ですごく腑に落ちることがたくさんあって。担当してくださったインテリアコーディネーターさんがいてくれて本当によかったなと感じています。」
カーペット張りでホテルライクな雰囲気を演出する寝室
クラシスホーム緑店B棟の寝室を参考に、カーペット張りを採用。
ベッド背面にモールディング調のアクセントクロスをあしらい、高級感のある空間を演出しています。
ご主人様「私たちは旅行が好きなんですけど、家にいてもワンランク上のホテルに泊まってるような気持ちです。カーペット張りにしたホテルライクな寝室で朝を迎えて、2階の吹き抜けから朝日を感じて、キッチンでコーヒーを淹れて、ダイニングに腰かけて朝日を浴びながらテレビをつけて。自分たちがいいと思うものに囲まれる生活は気分がいいですね。」
家を建て替える経緯での話し合いや、家づくりにおいてもご家族との繋がりを持つことができたとお話ししてくださったT様ご夫婦。いつでも遊びに来てもらえる環境が整ったことで、お子さんやお孫さんとも会う機会が自然と増え、家づくりによって家族との絆が深まったと感じられているそう。
奥様「注文住宅って一つずつ自分たちで決めていく工程が、”刻まれていく”感覚がありました。建売とは違い、家を造っているんだって実感しましたね。そういう意味で自分にとっても愛着がわくし、より思い出深い家にもなるし、住んだあとも生活しながら思い出が増えていくから、そのストーリーがすごくいいなと思って、建ててよかったと思います。」
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