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家づくりマガジン
2020.01.18

陽のあたる中庭で家族が運動を楽しむ素足が心地良い住まい

今回は、クラシスホームが出版した書籍『ストーリーのある家づくり』より、住まわれてから2年半以上経つ「陽のあたる中庭で家族が運動を楽しむ素足が心地良い住まい/I様邸」をご紹介致します。

 

I邸
ご夫婦/30代前半
長男/7歳

 

 

「パパ!こっち、こっち!次はオレが蹴る!」

 

芝の緑が鮮やかな中庭で、男の子が元気にサッカーボールを追いかけています。

 

傍らでボールを蹴る男性は日経ブラジル人のご主人。

この家の主です。

 

 

アパート住まいの頃、部屋が細かく仕切られた間取りや庭のないくらしにフラストレーションを抱えていました。日本の住宅事情を理解しながらも、当時のご主人にとっての家は、できれば帰りたくないぐらい、嫌いな場所だったと言います。

 

 

「5歳から日本で暮らしていますがラテン系アメリカ出身なので、やはり家には庭が必要だ、と思っていました」

 

 

リオデジャネイロにあるご主人の生家はプール付き。

奥様も広い庭のある家で育った背景もあり、Iさん一家にとって

“家を建てる=庭をつくる”ことでした。

 

 

念願の家を建築することになってとき、

ご主人が庭と外構を、奥様は居住スペースを担当と役割分担し、それぞれがベストな形を追求することで理想の住まいを叶えました。

 

 

「庭」といっても、以前はクラブチームに所属するサッカー選手だったご主人が求めたのは「スポーツができる中庭」です。

 

 

何種類もある芝の中から、転んだ時に怪我をしにくく、子どもが裸足で走っても踏み心地の良い芝を敷き詰めたい、という具体的なオーダーのもと、一番適した人工芝を採用することに決定しました。

 

(スポーツマンのご主人は、サッカー用のスパイクの手入れも怠りません。陽当たりの良い庭は虫干しに最適です。)

 

 (玄関のハンガーラックにランドセルや習い事の道具を置くことで、出がけに慌てることがなくなりました。)

 

(息子さんが2階の子ども部屋にいても、中庭のパパとの親子コミュニケーションはバッチリ。)

 

 

(ご主人がmm単位まで長さにこだわった人工芝。)

 

 

(昨年、足の怪我で離脱するまで社会人クラブチームのサッカー選手だったご主人。現在は製造メーカーに勤める傍ら、息子さんが所属するサッカーチームのコーチを任されています。)

 

 

 

ご主人が切望した広い中庭は

 

子さんとサッカーを楽しみ友達の輪が広がる舞台に。

 

リビングは庭と一体化した開放的な自由空間を作り出し

 

家族にくつろいだ時間を届けます。

 

 

(庭ではサッカーのほか、ボクシングも行います。ご主人が休みの日などは早朝からミットを叩く音が響くこともあるそうです。)

 

 

(2階はジグザグの鉄骨が特徴的なイナズマ階段を採用。ワイドなFIX窓とスケルトン階段との調和も美しいコーナーです。)

 

 

週末の朝7時、ご主人は目覚めてすぐに庭に向かいます。そして、高圧ホースでたっぷり水を撒いてきれいに人工芝を清掃したら、大の字に寝転んで日焼けを始めます。

 

 

ミリ単位で芝の長さにこだわった庭で、ご主人は寝転ぶたびに、その心地良さを実感しています。

 

 

庭の片隅につくったトレーニングコーナーでウォーミングアップする頃には、ご近所のボクサー仲間が、オープンスペースのこの庭へ訪れます。

 

 

「そこからは二人でミット打ち。自分の庭で、本気でスポーツできるのはうれしい限りですね」とご主人。

 

 

休日には、ご自慢の庭で男ばかりのバーベキュー大会を開催。職場の同僚からジムで知り合った友達、ブラジル人の仲間まで20人近く集まり、サッカーを楽しみます。

 

 

ご主人の男気ある人柄が求心力となり、I邸の庭を舞台に友達の輪がどんどん広がっています。

 

 

奥様はエステサロンのマネージャーとして岐阜県下にある3店舗あるサロンを統括し、あちらこちらを日々飛び回っています。仕事で新店舗の内装プランニングに携わった経験が、自宅の建設時にも役に立ちました。

 

 

「エステサロンは技術とともに、心地良い空間も提供するサービスです。サロンの内装がチープだと、技術の価値までその程度に思われてしまいます。やはり、建物は本物志向であることが大切です」と、奥様。

 

 

新居の素材選びもしつらえ方にも本物志向を追求し、洗面室のモザイクタイル選びに至るまで。妥協しませんでした。

 

(キッチン横の食卓は家族団欒のスペースでもあります。)

 

 

床には肌ざわりの良い無垢材をチョイスして、張り方にもひと工夫を加えて斜め張りにしました。

 

 

壁は、それ自体が呼吸して湿気をためないといわれる漆喰塗装を施し、テレビを取り付けた壁面には天然石のタイルを採用。ホテルのラウンジのように上品な表情のリビングが完成しました。

 

 

I邸では、リビングから中庭まで一つの空間。

 

 

それは、ご主人が賃貸時代に感じていた”仕切りの多さからくる閉塞感“を解消してあげたいとの奥様の思いから、扉があるのはトイレとお風呂と壁面収納のみ。

 

 

玄関のシューズクローゼットさえ、ウォークスルータイプを選びました。カーテンを開けたらそこはご主人の愛する中庭が広がっています。陽当たりや風通しの良さはもちろん、開放感たっぷりの居住スペースになりました。

 

 

「共働きの家庭なので、子どもと過ごす時間は多くありません。ですから1階を3人のいる場所に、という思いが強かったんです」と奥様。

 

 

忙しい毎日でも夕飯は必ず家族揃って。お風呂も寝るときも3人一緒、というのがI家スタイル。この家に住んでから、「やっぱりオレたちの家が一番だな」がご主人の口癖に。

 

 

風通しの良い、開放感たっぷりの住まいが、家族の時間を密度の濃いものにしています。

 

 

(「1階は空間を仕切る壁やドアを設けずに開放にしたかったんです」と奥様。背面収納を上手に利用して、すっきりと整ったダイニングキッチンが実現しました。)

 

 

(東側の壁全体に天然石のタイルを貼り、無垢の床や天井、漆喰の壁、素材感の生きた空間が完成しました。)

 

 

(日向ぼっこもI邸でよく見る光景。「庭は僕にとって日焼けサロン。元日の朝から焼いています(笑)」)

 

 

(モザイクタイルを貼ってシンプルモダンにしつらえた洗面台。「キッチンとの間に仕切りがないので生活感を極力出さずにキレイを維持しています」と奥様。)

 

 

(ウォークスルーになったシューズクロークにはご主人のサッカースパイクやスニーカーがずらり。息子さんの分も含めてまだまだ数が増えると見越して、あらかじめ可動棚を選びました。)

 

 

(玄関脇のオープンクローゼットには「自分で用意できるように」と、息子さんが通う空手の道着やランドセルを収納。)

 

 

(公道側から視界を遮るため、住宅は外壁が塀の役割も果たすデザインにしました。)

 

 

一人一人、ライフスタイルが違うように、

 

家づくりもふたつとして同じものもありません。

 

「憧れ」や「想い」を形にする家づくりでは、

 

世界に一つだけのストーリーが生まれます。

 

 

作品としての施工実例と違い、今まで見せてこなかったその先のくらし。

それぞれライフスタイルの違うご家族のとても豊かなくらし方を

ふんだんに覗ける一冊となっています。

 

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