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家づくりマガジン
2019.07.01

お部屋の内装は壁で決まる!~ペイントとクロスの特徴~

今回のテーマは、室内インテリアでも最も大部分を占める「壁」です。

お部屋の壁というと日本ではクロス(壁紙)が主流ですが、クラシスホームではお客様のご要望に合わせて、クロスやペイントなどを自在に組み合わせてご提案をしています。

色や素材を変えるだけでお部屋の雰囲気がガラッと変わり、住まう人の気持ちまで変わってしまう。

そんなインテリアの重要な要素を占める壁ですが、室内の壁を塗料で塗装にするか?クロスにするか?を迷っている方のために、塗装とクロスを合わせてご紹介します。

クロスやペイントの実例とともにお部屋のコーディネートも合わせて、参考にしてみてはいかがでしょうか。

さっそく見ていきましょう!

ペイントとクロスのそれぞれの特徴と役割

ペイントについて

塗料は、家の外装、内装のどちらにも使われる材料で
塗装は、着色やつや出し、錆止めなど、建物や物体の表面に塗ること。
特に、塗料の着色・色彩は生活者の方々にも比較的イメージしやすい特徴ですが、役割・機能は決してそれだけにとどまりません。

まず、塗料には大きく3つの機能が存在します。

1つ目は、素材を長持ちさせるための「機能保護」です。金属の錆やコンクリートの劣化、水漏れを防ぐため、木材の保護など塗装することによって素材の劣化を防ぎ、素材を長持ちさせることができます。

2つ目は、「美観」です。ペイントの魅力は何と言っても多彩な色合いです。最近ではテクスチャーペイントと呼ばれる、刷毛目でランダムに表情をつけたり、メタリック調に仕上げたりと、質感の選択肢も広がっています。多彩な色合い、風合いで建物の外装、内装のデザイン性を高めてくれます。

3つ目は、「機能の付与」と呼ばれるもので、近年の開発によって塗料が注目されています。防汚性、消臭性、防カビ性、結露防止など、さまざまな機能が塗料には付与され、特に住空間における内装塗料分野では性能が目覚ましく向上しています。

長く住む家だからこそ、自分のイメージしたデザインやテイストの家づくりはもちろん、美観を保つために、機能が付与された建材を選ぶことも大事なポイントですね。

クロスについて

クロスは日本の住宅ではもっとも普及している内装仕上げです。インテリアや内装としての役割の他に、機能性や素材面の効果を知ることで、快適な空間づくりや室内の雰囲気づくりに役立ちます。

壁や下地や木材を汚れや傷から守るという役割があります.

クロスの種類は豊富にあり、デザインや質感や素材も様々です。色や素材感、また機能性で様々な商品から好きなものを選ぶことができます。

他にも、汚れが付きにくく落としやすい、キズや衝撃に強い、抗菌作用で清潔に保つ、カビや結露の抑制、気になるニオイを消臭、抗アレルゲン、ペット対応、リラックス効果など、機能性を重視して作られているクロスは、場所や部屋の目的に応じたクロスを取り入れることで、室内環境を保つことができます。

また、壁紙には「調湿作用」と「通気性による透湿作用」の2つの作用があるといわれています。自然素材系の壁紙には、空気中の湿気を吸収したり、放出して調湿してくれる作用があります。

コストについて

コストの内訳は材料費と人件費です。

クロスは、素材によって種類も価格帯も多岐に渡りますが、住宅やマンションで一般によく使われているビニールクロスの場合は、塗料に比べて価格帯が下がり、塗装よりも工期が短いことから人件費もかからず、コストを抑えられることが最大のメリットです。

ですが、一か所汚れがつくと少なくとも壁一面を貼り替えなければなりません。また、部分的に貼り替えると隣の古い面との色の差が気になり、結局全部貼り替えになるケースもでてきます。

ペイントの場合は、部分的に塗装が可能です。周囲の色味にあわせて調色をしながら塗装をすれば全部塗装し直しということはありません。(※施工状況によっては一面で塗装しなければならないこともあります。)

コストは、ビニールクロスを貼るより高くなりますが、住み始めてから一部分だけ壁の色を変えたり、壁に合わせて建具や小物を塗ってみたりと、気分にあわせて気軽に色変更ができます。材料もホームセンターなどでも入手可能ですので、最近はDIYでペイントをする方も増えており、コストダウンにもなります。

クラシスホームの事例より

ここでいくつかクラシスホームのモデルハウスや施工実績からご紹介致します。

ペイントとクロスの合わせ技で、デザイン壁紙をアクセントにしたり、無地の部分を壁紙に合わせたカラースキームで仕上げてみてはどうでしょうか?

岡崎店モデルハウス
2色のペイントを使って表情をつけた2階まで続く印象的なリビング空間。
愛知県 S様邸
ネイビー色のペイントは、シルクのような繊細な輝きを持つモアレというテクスチャーペイントを使用。照明に照らされ陰影が出ることでより立体的で奥行きのある表情を作りだし、斑模様のグレーのクロスを間接照明が照らし、シックな空間を演出。
愛知県 M様邸
真っ白のペイントの壁とチョークで書ける黒板塗装を施された階段。階段スペースもペイントを使ってちょっとした工夫で子供たちの遊び場になります。
半田店モデルハウス
アクセントでグリーンのクロスを使用し、寝室は壁のベッドヘッド側に厚みを持たせて凹凸をつけることで、デザイン性を高めるとともに落ち着きを演出。
緑店モデルハウス
ブルーのペイントと木目を組み合わせたかわいらしいこもり空間のヌック。

半田店モデルハウス
アクセントのグリーンとキッチンカウンターはペイント、LDK空間のベースは真っ白のクロス。ペイントとクロスの組み合わせは自由自在。

今回ご紹介させていただきましたモデルハウスの施工写真の中で使用しているペイントは、豊かな質感と色味が特徴の英国のファローアンドボール社のペイントです。

また別の回で詳しくご紹介します。

ペイントとクロスにはそれぞれ異なる良さがあります。どちらも上手に組み合わせて、あなただけの素敵な空間をつくりあげてはいかがでしょうか?クラシスホームでは豊富なペイント材とクロスをご用意してお待ちしています。ご興味のある方は、ぜひご相談ください。

▶️クラシスホームのモデルハウス
>>>https://www.clasishome.jp/modelhouse/

▶️クラシスホームの施工実例
>>>https://www.clasishome.jp/works/

▶F&B(フォローアンドボール社)について
>>>https://www.colorworks.co.jp/product/farrowball/

 

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