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家づくりマガジン
2021.08.27

世界にひとつの造作家具で実現。自分らしく、家族らしく、笑顔を生む暮らし

お部屋のテイストや大きさ、用途に合わせて思い思いにオーダーできる造作家具。自分たちらしさを投影し、家族の暮らし方に合わせて考え抜かれた世界にひとつのオリジナル家具に囲まれて暮らすことは、それだけでちょっとした優越感や贅沢感を与えてくれます。

今回は、クラシスホームから造作家具の製作をオーダーしているワックスタイルの代表・西尾渉さんにインタビュー。前編、後編の2本立てでお送りしたいと思います。

前編では、造作家具に関する基礎知識や、オーダーする時のポイント住まい手の思いを映し出す造作家具の役割などについてうかがいました。

(以下、ワックスタイルの代表・西尾渉さん=西尾 ※敬称略)

デザインからサイズ、素材まで。空間にあわせた家具造り

―造作家具とは、どのような家具を指すのでしょうか?

西尾:一般的には、ダイニングテーブルやテレビボードなどの造り付け家具を思い浮かべる人が多いと思います。造り付け家具以外にも、扉などの建具、収納壁、飾り棚、オーダーの置き家具なども、広い意味での「造作家具」に含まれるケースが多いのではないでしょうか。

―西尾さんが感じられている、造作家具のメリットとはなんでしょうか?

西尾:壁や床、天井など空間に合わせて、サイズや素材、デザイン、仕様などを細かく決めることができる点は造作家具ならでは。デザインのテイストを揃えることができますので、空間の統一感が生まれ、住まいにぴったりの家具を造れます。

もちろん、既製品に比べてコストは高めですし、造り付け家具の場合は、気軽に買い換え難いという点で少しハードルは上がりますが、唯一無二、自分たちだけのために造られたオリジナル家具に囲まれた暮らしは、この上ない幸福感を運んでくれます。

―オリジナリティにあふれた暮らし、憧れますね。大工工事と家具工事に区別される造作家具ですが、製作方法の違いやそれぞれの特徴について教えてください。

西尾:大工工事は、現場で用意できる材料を使って、その場でゼロから製作します。壁や床、天井など空間に合わせて微調整するので、ぴったりサイズで作ることができますよ。ただし、現場で使える機械などが限られることもあり、引き出しがある家具や細かな意匠など、複雑な構造やデザインの物を希望する場合には対応が難しいケースもあると思います。

一方、家具工事は、専用の機械などを完備した工場で製作したパーツや家具を現場に搬入し、組み立てて設置を行います。豊富な選択肢の中から、素材や塗料を選べることも利点です。完成形に近い状態で、現場に搬入します。

家族が一番長く過ごす空間に、みんなが満足する造作家具を

―造作家具を設置するにあたって最適な空間はありますでしょうか?

西尾:すべてを造作家具にしたいけど、コスト面が心配…という場合には、一番長い時間を過ごす場所や、家族みんながよく使う場所を優先的に考えてみてはいかがでしょうか。例えばキッチンやリビング、洗面所など。ダイニングであれば、心から満足のいくテーブルがひとつあれば自然と家族が集まり、笑顔あふれるお気に入りの場所になるでしょうし、キッチンや洗面所など生活に直結した空間が快適であれば、暮らしやすさが格段に増します。

―造り付け家具の場合、レイアウト変更や買い換え時の不安を抱く方もいると思います。将来の家族構成やライフスタイルの変化などを考えた場合、オーダー時の注意点があれば教えてください。

西尾:要望に合わせて細かな点まで相談できるという、造り付け家具ならではの利点を最大限に生かせば、選択肢は無限に広がります。

例えば、住宅を建てる時点では、リビング・ダイニングに1つ大きなテーブルを置いて、家族や友人が気軽に集える場所にしたい。でも数年後には、共有スペースの一角を子どもの勉強スペースにしたいという場合、テーブルを可変式にするというのもひとつの方法です。

セパレートできるような仕様にしておけば、連結して大きなテーブルとしても使えますし、分割して子どもの勉強机としても使えるなど、アイデア次第でオーダーメイドならではの自由度の高さを発揮できます。お施主さまが持つ理想の将来像や、思い描く空間構成に応じて、十人十色の家具が生まれるのです。

造作家具は、住まい手の心やセンスを映し出す“使うための道具”

―造り付け家具をオーダーすることで得られる、心の豊かさや自分らしい暮らし。住空間における家具や、建具の役割についてお聞かせください。

西尾:もともと家具や建具というのは、愛でる物ではなく使うための道具です。きれいに大切に使うというよりは、傷がついて凹んで当然。だからこそ、どのように使いたいのか、どういう生活を思い描いて選んだのかなど、住空間の中の家具は、使い手の暮らしやセンスを表します

例えばSNSにアップする料理写真1枚を見ても、背景になっているテーブルのたたずまい次第で、器や料理を引き立てもするし、魅力を増幅させたりもします。また、写真に映り込む扉の存在感やテイストから、使い手の感性や暮らしぶりが伝わることも。丁寧に作られた、手作りの温もりが伝わる家具は、生活にも心にも潤いを与え、住まい手が大切にしている思いを伝えてくれるはずです。

生活のワンシーンを彩る家具や建具に、自分らしさや家族らしさをぜひ取り込んでみてください。

―完成形を見ることなく注文することも、造作家具の特徴のひとつ。造り手として、心がけていることはありますか?

西尾:素材もデザインも製法も、造り手である私たちが「良い」と思うかどうか、という点には固執していません。私たちの基準は、発注主であるコーディネーターの方などを通して、その先にいらっしゃるお施主さまの思いが叶うかどうか。その点に尽きるのです。

住まい手の方が、その方らしく、楽しみながら日々暮らせる空間づくりの一助になりたい。そのために必要な情報を収集し、細かな点まで確認を繰り返し、アイデアを尽くすのが私たちの家具造りです。そしてその結果として、お施主さまの想像を超える喜び、笑顔を導き出すことができた瞬間、家具職人冥利に尽きると実感しますね。

―ありがとうございます。前編では、造作家具の基礎知識から、住まい手と共に時を刻む造作家具の価値や役割まで、うかがいました。引き続き後編では、家具と住空間をトータルで考えることの魅力、家具が調和した住まいの豊かさ、心地よさについてお聞かせください。

 

★Profile

西尾渉さん/ワックスタイル株式会社 代表

高校時代は一級建築士を目指していたという西尾さん。そのうち、自分で設計した物を自らの手で、最後まで責任を持って形にできる家具職人の仕事に惹かれ、卒業後は家具職人を目指して専門学校へ。木工所での勤務を経て2008年、24歳の時に独立し、ワックスタイルを設立。オリジナル家具の製造、販売、家具ショップ経営など多様な経験を積む中で、住宅を手がけるデザイナー、コーディネーターなどクリエイターとの協働こそ、自分の力を最大限に発揮できるステージであると感じ、造り付け家具を業務の柱に。後進の育成など将来を見据える中で、2021年、何本もの木が集まり、木々の間から木漏れ日が差すような森をイメージしたロゴマークに変更。毎日の暮らしを豊かにし、生活を楽しくする家具を提案する。

 

クラシスホームで家を建てられた方の住まいが見られるHPの『施工実例』では、造作家具の実例写真も多数掲載。ぜひ参考に見てみてくださいね。

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