和の雰囲気のある2階と土間がありつつも、全体的には洋のテイストを纏った豊かな素材感のあるK様のお住まいを、前編・後編にわたりご紹介します。
ご結婚後、ご夫婦での生活リズムがわかってきた頃、お子さんも誕生したタイミングで、ご主人がそろそろ家を建てようかとおっしゃったことから家づくりが始まったK様。無垢材や塗り壁などを随所に用いて、素材感を大切にされたお住まいに。やりたいことを担当者がよく理解して、どんどん形にしてくれたと大満足だそう。
今回の前編では、K様邸の間取り・外観・玄関・土間・LDKについてご紹介します!
ご主人様がリモートワークをされる書斎の横には、専用のクローゼットが設けてあります。書斎で会議をしていても、このクローゼットの奥にあるため、ご家族が下で賑やかにすごされていても、気にならないそうです。また、ご主人様が帰宅後、和室でお酒を飲んでゆっくりして、そのまま2階で歯磨きをしてお休みになるという旅館で過ごすようなイメージを奥様が考えられました。
お子さんたちは1階のテレビ裏の空間をキッズスペースとして活用。幼稚園から帰宅したら制服やカバンを自分で片づけるスペースもあり、おもちゃも収納できるため、散らかりにくいのが特徴です。
中庭で遊んだり、外遊びで泥だらけになってもランドリールームを通り、スロップシンクに脱いだ汚れ物などを入れて、そのまま居室に入ることなく浴室に行けます。他にも、中庭で育てた物をすぐにキッチンに持って行けるのが便利だそうです。
外壁はベルアートの塗り壁を採用。軒天の素材は杉板で、アプローチをしっかりと覆い、重厚感があるためシンプルさの中に立体感が加わっています。アクセントに淡い木目を使用することで、モダンの中にも優しさを感じさせるお住まいに。
玄関はモルタル仕上げ。ホールの床は節目を残したオークの無垢材を使用し、全体の端正なイメージの中に少しラスティックな要素も取り入れています。グレージュの壁紙に合わせて、巾木もタモ材を使用するなど細部にまでこだわりました。正面には印象的な地窓を設けており中庭にある植栽を眺めることができます。また、吹き抜けを作り、空間を圧迫しない鉄骨階段にすることで、玄関を明るい空間に仕上げました。
玄関右側の扉を入ると土間とつながっていて、玄関から直接入ることができます。
縁側のような、どこか懐かしい雰囲気に仕上げています。天井はシナベニヤを採用。収納は既製品を吊り型にし、下部にワンちゃんのゲージが入るように設計しました。
木目のバランスを意識したダイニング・キッチン。キッチンは様々な色の中からマットなホワイトを採用し、バランスよく木目を使うことで、おしゃれな印象に仕上げました。カップボードはタモの突板で造作し、真鍮製の取っ手を採用。吊戸棚は一部を隠せるようにし、OPEN部分には食器類を収納しながらディスプレイできる仕様に。
造作の障子から採光する明るいリビング。造作テレビボードは、タモ集成材を使用したシンプルなフロートタイプを採用しました。製作した障子もタモを使用し、空間に統一感をもたせています。テレビ背面の壁は、ご家族で塗っていただいた漆喰の塗り壁。床はオークの無垢材を使用し、お子さんやワンちゃんにも優しいフローリングです。
おもちゃやお子さんの持ち物を片付けられるテレビ裏の収納。いつでもすっきりとしたLDKを保つことができます。
タモ材で製作した扉はガラス面を大きくすることで、玄関ホールとLDKをつなぐ役割を果たしてくれます。
ダイニングの上部には構造梁を表し、梁と折上げ部分の天井には杉の羽目板張りを採用。ダイニングには真鍮のペンダントライトを採用し、素材感をプラスしています。
ダイニング・キッチンから見える中庭を設けました。料理をしながら外で遊ぶお子様を見守ることができます。また、ダイニング上部の表し梁と軒天を同じデザインにすることで、内と外のつながり感を演出しています。
K様邸の間取り・外観・玄関・土間・LDKについてご紹介しました。
次回の後編では、
など、更に詳しくご紹介いたします。
>>>素材感を大切に、和と洋が融け合う土間のある家 ~後編~
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