Search

暮らし上手を叶えるキッチンとは?スタイルや種類の特徴をおさえる“キッチンの基本” ~前編~ | クラシスホームの最新ニュース





一生に一度の家づくり。
憧れのデザインやライフスタイルに合わせた間取りなど、自分のこだわりを取り入れて、心地いい暮らしを実現させたいですよね!
日々の生活で多くの時間を過ごす場所がキッチンです。
食事の支度や片付けなど、キッチンに立つ時間は自然と多くなります。
そのため、ご自身の好みやライフスタイルに合った快適なキッチンを取り入れることが、家づくりにおいて重要なポイントのひとつになります。
「キッチンっていろいろな種類があってよくわからない」
「オープンキッチンって具体的にどういうものなの?」
「それぞれのメリットとデメリットは?」
など、キッチンに関する疑問はたくさんあると思います。
そこで、キッチンスタイルや種類、キッチンの実例など、キッチンの基本について前編・後編にわたり詳しくご紹介します!
今回の~前編~では、キッチンスタイルと、対面キッチン・壁付けキッチンについて解説します。
キッチンスタイルは、大きく分けて『クローズドキッチン(独立キッチン)』『オープンキッチン』『セミオープンキッチン』があります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットについて、詳しくご紹介していきます。
3方を壁で囲むことで他の部屋から独立させたタイプのキッチンを、『クローズドキッチン』といいます。
独立型でこもり感があり、料理やお菓子作りなどに集中して取り組むことができます。キッチンは生活感が出やすいスペースですが、壁で囲まれているクローズドキッチンは目が届きにくく、急な来客時でも生活感を隠すことができます。調理中のニオイや煙・汚れなどがダイニングやリビングまで広がることがないため、気兼ねなく料理を楽しむことができます。
その反面、壁を隔てることで、配膳や片付けの際も移動距離が長くなり、不便を感じることも。
また、キッチンが独立していることで、リビングやダイニングで過ごす家族とのコミュニケーションが取りづらく、お子さんの様子を見ながら家事を行うことも難しくなります。「キッチンは独立させたいけど、家族の気配も感じたい」という方は、室内窓を設けることで、他の居室とのつながりをもたせることができます。
『オープンキッチン』とは、リビングやダイニングとの間に壁を設けず、ひとつながりのLDK空間に設置されたキッチンのことを言います。
仕切りがなく広々とした空間を演出できることが特徴で、調理中でもダイニングやリビングにいる家族とコミュニケーションが取りやすく、レイアウトによっては空間全体が見渡せるため、小さなお子さんがいるご家族にもおすすめです。
キッチンカウンターがフラットなため、すっきりと美しい空間が叶いますが、一方でカウンターがオープンになっていることでキッチン内が散らかっていると生活感が見えてしまうというデメリットも。
シンクやコンロの前面に仕切りがないため、油はねや水はねにも注意が必要です。汚れが気になる場合は、オイルガードを設けたり、汚れに強い床材を選ぶなどの対策が有効です。また、キッチンのニオイや煙がLDK全体に広がりやすくなるため、ニオイ移りが気になる方は換気対策もしっかり考えておく必要があります。
コンロ前の壁や、上部の吊り戸棚などによって、居室とキッチンが部分的に仕切られているスタイルを『セミオープンキッチン』といいます。手元が隠れるくらいの立ち上がりを設けたキッチンも、セミオープンキッチンに含まれます。
クローズドキッチンとオープンキッチンの中間に位置するスタイルで、程よい開放感と程よい独立感を両立させたセミオープンキッチン。
オープンキッチンと比べて開放感は控えめですが、キッチンとリビング・ダイニングとのつながりを持たせたことで、家事をしながら家族とコミュニケーションが取りやすく、小さなお子さんにも目が届きます。コンロ前の壁や手元の立ち上がりなど部分的な仕切りを設けることで、キッチン側の手元や調理器具が周りから見えづらくなるため、生活感を抑えることができて、急な来客時でも安心です。
部分的な仕切りを設けることで、油はねや水はねの対策としても有効です。
調理中のニオイや煙はクローズドキッチンと比べると広がりやすくなりますので、換気扇の位置など換気対策にまで目を向けると、より快適に過ごすことができます。
最近は多くのお住まいで採用されている『対面キッチン』。
対面キッチンとは、調理台をリビングやダイニング側に向けたキッチンのことをいいます。
調理中でも身体がリビング・ダイニング側に向くため、ご家族とのコミュニケーションが取りやすく、小さなお子さんにも目が届く安心な間取りが実現します。また調理をしながらテレビを見ることもできます。
対面キッチンはカウンターと背面の収納、調理するスペースなど、壁付けキッチンと比べて広い面積を占有するため、LDK空間のバランスを考慮してレイアウトする必要があります。
対面式と反対に、壁に向かって設置されたキッチンを『壁付けキッチン』といいます。
壁付けキッチンは壁に沿って設置するため、リビングやダイニングのスペースを広くとることができます。また、キッチンのすぐ後ろにダイニングテーブルを設置すると、配膳や片付け時の動線が短くなり、家事を楽に行うことができます。
壁側を向いて立つため、調理に集中したい方にはおすすめです。閉鎖感が気になる場合は、正面に窓を設けることで採光と開放感を得ることができます。
キッチンはお家の中でよく使う場所です。だからこそ、キッチンのスタイルによって暮らし方が大きく変化します。それぞれのスタイルの特徴やメリット・デメリットを知った上で、ご自身の理想の暮らしをイメージして、最適なキッチンスタイルを選んでくださいね!
次回のキッチンの基本~後編~では、キッチンの種類について詳しく解説いたします!
>>>暮らし上手を叶えるキッチンとは?スタイルや種類の特徴をおさえる“キッチンの基本” ~後編~
また、家づくりの参考にしていただけるキッチンの実例写真も併せてご紹介します!
クラシスホームHPの『施工実例』では、他にもたくさんのキッチンの実例をご紹介しています。是非家づくりの参考にしてみてくださいね!