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木造の魅力とは?木の家は“やさしさ”と“強さ”でできている ~木のやさしさ~

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木造の魅力とは?木の家は“やさしさ”と“強さ”でできている ~木のやさしさ~

木の本来の強さや性質、木造の魅力について、3編にわたりご紹介しています。これまでは「木造が日本で選ばれる理由」や「木の耐久性・耐火性・断熱性」について詳しくご紹介しました。
今回のテーマは、“木のやさしさ”について。
温かみのある質感、柔らかい表情、木に包まれた空間はほっと心を和ませてくれます。
「木の家はやさしい」というイメージをお持ちの方はたくさんいらっしゃるかと思います。では、どのように“やさしい”のでしょうか?
木がもたらすやさしさについて、解説していきます!

木の家は、人にやさしい

ストレスの多い現代人。自然素材である木材は、私たちに安らぎと癒しを与えてくれます。
木から発散される「フィトンチッド」という成分には、人をリラックスさせ、ストレスを緩和する効果があります。自律神経のバランスを整えたり、血圧を下げたり、脈拍を落ち着かせるというような、心身ともに安らぐ効果が期待できます。
また、調湿効果や紫外線の吸収作用、消臭作用、殺菌作用など、暮らしを快適にする優れた作用もたくさん持ち合わせています。木は、私たちに多くの恵みを与え、暮らしを健康的で豊かなものにしてくれます。

木の家は、環境にやさしい

「木材を使う=環境を破壊している」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はそうではありません。木を活用することは、環境保全にもつながっています。
森林の樹木には、「光合成」と「炭素の貯蔵」という2つの役割があります。
樹木は、空気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を排出する光合成を行うことで、体内に炭素を取り込みます。伐採し木材として住宅に使用している間も炭素を貯蔵し続け、その木材が傷んで廃棄されるときまで、大気中に二酸化炭素として放出されることはありません。
傷んだ木材を燃やすときは二酸化炭素を放出しますが、元々は大気中に存在していた二酸化炭素であるため、長い期間で考えると二酸化炭素は増減せず、循環していることになります。
ただし、老齢な樹木は光合成が減少していくため、若くて元気な森林を維持することが重要となります。
きちんと管理された森林で計画的に伐採された樹木を木材として利用し、育林を行うことで、森林は再生し、再び質のよい木材を生産することができます。この循環型の「森林の育成サイクル」は、二酸化炭素が削減され、地球温暖化を防止するだけでなく、森林で暮らす動物たちの保全にも結びついていきます。
木は、使用しながら大気中の二酸化炭素を減らすことができる資源であるといえます。
人と木が共存していくことは、地球を守ることへとつながっているのです。

さいごに

3編にわたり、木の性質と魅力についてご紹介いたしました。ご参考になりましたでしょうか?
木は強さと軽さを兼ね備え、数百年にわたって強度を維持できる耐久性や、日本の気候風土に適した断熱性・調湿性など、住宅の構造を組み上げるのに適した特性をバランスよく持ち合わせています。
また、木の持つ心地良い肌触り・温もりや匂いは、気持ちをくつろがせてくれたり、温度や湿度を調節してくれることで、私たちの快適な住環境を叶えてくれるだけでなく、地球環境にとってもやさしい資源であると言えます。
木の家は、人にも地球にもやさしく、私たちの暮らしを支えてくれています。


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